相対誤差
測定誤差

絶対誤差
絶対誤差とは、正確な数値xの絶対値と数値x0の測定値との差であり、以下の式で計算されます。
Δx=|x-x0|
絶対誤差は、測定値が正確な値からどの程度異なるかの情報を提供します。

次のような例を考えてみましょう。
ある仕事を4時間で終わらせなければならないことが分かっている場合、これを数値xとします。これが測定値x0である。
絶対誤差を計算するために、データを式に代入する。
Δx=|4-4.5|」とする。
Δx=|-0.5
Δx=0.5

計算の結果、絶対誤差は0.5時間であることがわかる（つまり、作業にかかる時間が0.5時間過小評価されたことになる）。なお，測定した作業時間が4.5時間の場合も3.5時間の場合も，絶対誤差は同じになる。これは、絶対値で判断した結果です。

相対誤差

相対誤差とは、数値Xの正確な値に対する絶対誤差ΔXの商のことで、次の式で表される。
δ=Δx / x=|x-x0| / x

相対誤差は、しばしばパーセントで表されます。この目的のためには、作用に100%を乗じなければならない；従って。
δ= (Δx / x)*100% となります。

相対誤差（δ）は、絶対誤差（Δx=0.5時間）を作業時間（x=4時間）で割って求めます。この値を式に代入することで、次のようになります。
δ= 0.5 / 4= 0.125
相対誤差の割合は
δ= 0.125*100% = 12.5%
通常より12.5%多く時間をかけて作業したことになる。

まとめると、相対誤差は-したがって-与えられた数値が測定値（つまり、数値をどれだけ減らしたか、増やしたか）を示しているのです。